5月に購入したローバー・カミーノGTX、雨の日の初おろしでアッパー表面の濡れと沁み込みが意外にひどかったので、昨日までに4回程ワックス処理を行ないました。今回はそのレポートです。
方法はバックカントリー穂高の太田さん直伝(Youtubeからですが^^;)、3種のワックス類を使います。
当初は全てのワックス類が手に入らなかったので、完全にレシピ通りというわけには行かず、若干怪し気な仕上がり。それでも1回処理後に使用した感じではかなり撥水性が向上。3回処理が基本だそうなので期待が持てました。
その後雨天使用後2回処理し、色艶はかなりそれらしく変貌。
そしてようやく昨日唯一不足していた「ヌバックローション」を手に入れたので4回目を実施、まあこのぐらいなればいいんじゃないか、というレベルには達しました。
今年はあまりひどい降りの中で使用する機会がなかったので、最終判断はできませんが、これまでの他の靴での雨天時だだ漏れ、おもいっきりブルー!な思いをしなくて済むならまさに福音といったところです。
初おろしは雨天だったので、使用後はかんな感じ。ゴアも新しいので、滲み通っているわけでは無いと思うけれど、ベロの付け根辺りが何となく濡れた感じで気になった。
6月14日にまずは一回目の処理。まずは全体を良く水で濡らすところこらスタート。
この時は「レザージェル」のみ使用(他のものがなかったので)。その後の使用では高い防水感は感じられなかった。
この段階での磨きでは艶はほとんど出ず。
その後ワックス類を買い足して、4回施行後がこの状態。
完全にマニュアル通りではなかったのが原因か、多少ムラが残った仕上がりになったのはご愛嬌。
紐は完全に外し、ベロの部分まで丁寧に塗込みます。
完成写真。それなりに変貌しました。
いい艶です。今後は定期的なメンテで済むはずですが…。
今回使用したワックス類。製品は全てCollonil、ドイツが本社です。左のレザージェルから真中のヌバックローション、そしてその隣のレザーワックスと施行して行きます。一番右はヌバックローションと間違えて暫く使っていたウォーターストップカラーズ。実感としては、この内のどれかひとつでもいいのではと思いますが。