物置の移動と同時に進めている収納品の整理。
本やデザインのプレゼン資料が大半を占めているけれど、かつて熱中した趣味のフライフィッシング関連の道具が後生大事に保管されていて驚く。
ロッド(竿)だけは室内に保管しておいたのでその数などはおおよそ分かっていたが、マテリアルや使いかけのラインやリーダー、ティペット、フロータントなどよくも捨てずにおいたものだと思う。
そして無論リールも。
当時からそれほど金をかけた訳ではなかったので、高級なものは皆無にしても、紛失したもの(それも竿と一緒に)も含めればそれなりの数になる。
そしてその中に当時イギリスからアンティークを輸入していた友人から譲ってもらったハーディー社の「パーフェクト」も混じっていて、長年忘れていた落とし物が出てきたようで、思いがけず懐かしく嬉しい気持ちになった。
当時もそれなりの値段だったと記憶しているが、今では多分かなりのレアアイテム。
今回の発見で、思わず釣りの再開を果たしてしまったが、これだけはやはりコレクションアイテムとして鑑賞するだけに留めて置こう。
左は一緒に譲ってもらったアレックス・マーチンの「CALEDONIA」。これはラインが巻いてあるので、実際に何回か使ったんだと思う。
右がハーディー「THE“PERFECT”」。写真では見えないが、瑪瑙のラインガードが付いている。