京ヶ倉の後は15%offセール中のカモシカに立ち寄り、数品をゲット。
お目当のパタゴニアのパンツは見当たらず、試し履きできなかったのは残念でしたが、アークのニットキャップが大分へたれて来ていたので、同型のマンハの少し深めのキャップが見つかったのが一番の収穫でした。
翌日は木曽方面に足を延ばすつもりだったので、この日は久しぶりに松本のビジネス泊まり。
近郊の道の駅での車中泊もいいけれど、たまには松本の夜を味わうのもいいかなとワインバー探しのそぞろ歩きを楽しみました。
ネットで高評価のビストロは激混みでひとり客は断られ、二件目のカウンター席のみのワインバーも辛うじて一人分だけ空いていた席にたどり着けた次第。
土曜日とはいえ、こういったコアな店にこれだけ人が群がるのはやはり松本という場所柄でしょうか。
異邦人としてはちょっと窮屈な感じだったけれど、ワインのセレクトは素晴らしく、普段味わえない少しだけマニアックでリッチなひと時を満喫した夜でした。
女鳥羽川沿いの夜景。灯の瞬きは酔って手ブレしているわけでありません。(まだ飲んでないし...)
入ったのはここ。「peg」の由来はオーナー夫妻がキャンプ好きだからとか。テントペグの意味ですね。
手始めにアルザスのリースリング。酸のキレというよりはふわっとした優しい口当たりがビオらしい。りんごのニュアンスを感じました。
ニンジンのマリネです。
ロワールのシュナンブラン100%。セバスチャン・フルレとういう未知の造り手。割としっかりした味わいで、アルザスと逆?な印象でした。
ノンフィルター、無清澄。
ドライフルーツの盛り合わせ。
クリストフ・パカレのボジョレー・ブルイィ。
ガメイらしからぬあまり酸を感じさせないパワフルな造り。香りも素晴らしく今回のワインの中で一番印象的。
その場でメモを取っていないので、印象は酔い共に薄れて後付けのコメントは若干怪しいかも。
手羽先のコンフィ。美味しかったけれど手が汚れたり、グラスに油が混じるのでちょっとNG。品切れだったパテ類があれば良かった。
松本の喫茶店の代名詞「まるも」のすぐ隣です。
数ブロック離れたところにも外観や位置など姉妹店か?と思われるほど似ているワインバーが。
なまこ壁に黒い縦長の看板、自然派ワイン、同盟なのか競合なのか。こちらにも惹かれましたが、翌日があるので割愛しました。
21日でしたが、こんな雰囲気があちこちに。人の出も多く、最近ではなかなか出会わないクリスマスの似合う街でした。