今日はガイドとして関わっているアウトドア体験施設で今期購入したスキーシューを履いてフィールドワーク。ほんの一時間ほどでしたが、今朝まで降り続いた新雪を踏んで気持ちのいいハイキングを楽しみました。スキーシューは正式名称「スノーハイク」といい、青森のメーカー「ブルーモリス」が販売している、スノーシューとスキーの中間的な機能を持ったツールです。板裏にシールが固定されており、少々の坂では問題なく登ることができます。反対に下り斜面で上手く滑るにはそれなりの技術を必要とし、むしろ歩行に真価が発揮されるようにできています。
降ったばかりのパウダースノーをかき分け、時には仰向けに倒れて空を眺めたり(世間では転ぶというらしいですが)、雪雲に覆われた赤岳や権現岳を眺めたりしながら誰もいない雪原に独りシュプールを刻むのは、ここに住むものだけが持つ特権です。
降ったばかりの雪を朝日が照らす、まさに輝かしい朝でした。
スタートは八ヶ岳牧場の入口から。
展望地からの南八ヶ岳。赤岳は雪雲に覆われています。
見た目は短いスキーです。
シュプールもスキーです。
これがスノーハイク。ビンディングがバックル式でどんな靴にも合わせられるのが特徴です。踵も上がり、どちらかといえばスノーシュー的な構造。