昨日から日中の気温もさほど上がらず、今日は木枯らし。ようやく初冬の様相を呈してきました。
今年は特に紅葉期間が長く、事務所のある清里高原でも10月初旬から11月半ばまで至るところで素晴らしい紅葉を楽しむことができました。
今年こそ八ヶ岳をはじめ周辺の紅葉を存分に撮影する意気込みでしたが、思うに任せず幾つかのスポットは撮り逃し、また快晴が長く続いたせいもあり、曇天下でのしっとりとした色合いの紅葉に巡り会える機会はほんの僅か。
コントラストの強い画ばかりとなったのは少し悔やまれるところです。
それでも南佐久の川上村周辺の素晴らしいカラマツの紅葉を始めとして、貴重な曇天を逃さず訪れることのできた精進ヶ滝などは、写真の出来はともかく悔いのない撮影機会となりました。
今期撮影できた紅葉シーンのいくつかをアップします。
ここに掲載できない画像もBASEショップに多数アップしていますのでぜひご覧ください。
※画像は全てノートリミング、表記のないものはJPEG撮って出し
甲斐駒ヶ岳の初冠雪。この日は空気も澄んでコントラストのはっきりと出た写真になりました。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
同日の八ヶ岳。こちらも多分初冠雪。海ノ口の峠の途中から撮影したものです。ナラやカラマツの褐葉・黄葉が見事でした。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
精進ヶ滝。二度目のチャレンジで曇天の画を取ることができました。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
※RAW現像済み
「南佐久のマッターホルン」と勝手に名付けた男山の紅葉です。山麓から山頂へかけてのグラデーションが素晴らしい。いつか撮りたいと思っていたので、念願が叶いました。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
川上村はカラマツの人工育苗・植林の発祥の地です。周囲の低山の山腹はすべてこのカラマツに覆われています。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
※RAW現像済み
黄葉したカラマツの作る光と陰のドラマは感動的ですらあります。
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
北杜市増富地区を流れる本谷川渓谷は紅葉の名所。これまでじっくり撮影する機会のなかった場所ですが、今季はなんとか間に合いました。この日は都合により滞在20分ほど。晴天でしたが、ちょうど雲が出た瞬間に数カットのみ撮影したものの一枚です。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
翌日再チャレンジ。ただしこの日は終日快晴でコントラストの強く出る条件でしたので、午後の影の出やすい時間帯を狙って撮影しました。これは陽に輝く紅葉が水面に映ったシーンを切り取ったものです。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
残念ながら紅葉最盛期には間に合わず、また明るい曇天下での撮影も叶いませんでしたが、これは本谷川渓谷らしい画となった一枚。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
※RAW現像済み