メドゥスケープでは趣味の家庭菜園を20年近く続けています。
以前借りていた畑は土も肥え、何を植えてもよく育ったのですが、途中で周囲も含め全域に圃場整備が入ったために手放さざるを得ませんでした。
代わりに借りた土地は場所は近いのですが、圃場整備が終わった区画なので土も新しく、地味の無いもの。カチカチの土に堆肥や石灰をいれて、ようやく作物が育つ環境になってきたようです。
野菜類はトマト、ナス、キュウリ、ピーマン、ジャガイモ、トウモロコシ、インゲンなど一般的なものですが、ハーブも栽培しています。
中でもラベンダーは最も面積が大きく、現在130株ほどが育っています。
但しこのラベンダーにも紆余曲折があり、段階的に植栽した中でも「秋植え春植えのタイミング・苗木の年数・土の肥え度」などによる成長の差や枯死も大きな課題でした。
この冬は例年になく寒さが厳しく、強いはずのブラックベリーの地上部が全て枯れるなどの被害があったので環境に敏感なラベンダーを心配しましたが、ここ数年では一番生育がいいので驚きです。
そして今日初めての収穫作業をしました。
ラベンダーは最初に出た穂が一番長く、花も大きくしっかりしています。
ですので今日収穫したものは特級品(勝手に等級付け)として販売に回しました。
品種は北海道富良野で主流の「おかむらさき」。
穂が長く香りも強いのでいかにもラベンダーといった趣があります。
ラベンダーは花が咲く前の蕾の時期が収穫時。
これからの一週間は刈り取り作業に追われそうです。
※画像は全てトリミング無し、JPEG撮って出し
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
最初の2枚は6月18日の写真。花穂もまだ未熟なものが多いですね。
蕾の色付きもあと一歩というところ。
ここからは今日撮ったもの。ようやく収穫の日を迎えました。
微妙な差ですが、蕾の色が濃くなっています。
出番を待つ花穂。
今日の収穫。これで1kg強。