最終日。
またも暗いうちから泊地発。
前日よりは早めに着いたのでコハクチョウはまだ池の中に滞在中。
この日はここでの飛び立ちを狙わずに本流の日中滞在地へ先回りして飛翔を狙う作戦でしたが、またしても先を越されました。
そもそも北アルプスがモルゲンロートに染まるまで移動を待ってくれないので、飛翔写真と言ってもノイズ出まくりのザラザラ写真になるのは目に見えているのですが、空背景なら何とかシルエットだけは綺麗に出るかと期待したのも束の間、空抜けにすらなりませんでした。
またしても肩透かしです。
ただこの朝は霧が盛大に出たのでコハクチョウが滞在している辺りが少し幻想的な雰囲気になり、光量が足りないのでノイズはそれなりに出ますが、何とかそれらしい写真を撮ることができました。
朝日が差し込む頃になると霧は晴れて視界もクリアになったので、1時間ほど粘ってこの場所は撮り納めとしました。
その後懲りもせずオオマシコとイスカを狙いにくだんの探鳥地に転進。
またもや大勢のバーダーに囲まれながら大して進歩のない写真を量産して帰途に着きました。
最後のサプライズは車中泊で散らかった車内を整理するつもりで立ち寄った湖畔でヒレンジャクに出会えたこと。
午後の西日が高コントラストで当たる厳しい条件でしたが、何枚かのカットを押さえることができて2023年の撮り納めに相応しい幕引きとなりました。
2024年も鳥たちとの素晴らしい出会いがありますように!
霧の中に佇むコハクチョウの群れ。
羽ばたきも優雅で豪快。
二羽で仲良く。
伸び上がる姿も優美ですね。
今年も出会えました。
ホザキヤドリギの実がなくなる前にもう一度訪ねたいものです。
堤防の端にアオサギが佇んでいました。