今年はとにかく雪が降りません。
50年以上の記憶の中でこんな事態は初めての経験です。
例年でしたら年末には何度かの降雪があり、1月の中旬にはかなりまとまった積雪が期待できました。
2014年の豪雪の様なことは稀だとしても、1月に入ってまともに雪が無いというのもある意味異常です。
一昨年ぐらいから年明けに雪が無い状態が続き、山麓でのスノープログラムが開催できない事態が起こり始めました。
ここ清里でも最高気温35℃を超える夏の異常な気温上昇を合わせて考えると、大規模な地球環境の変化、温室効果ガスの増加による温暖化は否定できない状況だといわざるを得ないでしょう。
下の写真は一昨日の14日に非常勤のガイド事務所の仕事で北八ヶ岳に行った様子です。
積雪量は1月1日の時点とさ程違わない気がしますが、雪はさらに固く締まっています。
北東面の樹林帯は別としてスノーシューを楽しんでいただくにはかなり厳しい状況ですので、その点ご承知置きください。
日本海側の雪雲を少し分けてもらいたいものですね。
山頂駅から縞枯山荘へ至る林間コースの状況。
山荘前は風の強さも手伝って積雪10cm程。
雨池峠を過ぎると積雪は増えますが遊べるスペースは限られます。
坪庭の様子。これは1日の様子ですが、今はもう少し減っています。
坪庭西側。溶岩が露出しています。向こうに見える縞枯山の斜面の樹林にも雪は乗っていません。
原村辺りから眺めた南八ヶ岳西面。