二日前のこと。
コミミズクの探鳥に出かける途中、前方を小型猛禽が飛ぶのを発見。見ていると左側にある引き込み電柱のトップに止まるのが確認できました。
急いで車を脇に寄せ降車。どうやら向こうを向いているようなのでゆっくりとカメラを取り出し構えましたが、かなりの仰角なのと手前の電線が邪魔なので、道路を横断して反対側の歩道に移動しました。
ここからだとまずまずのアングルで狙えます。
慎重にレンズを向けた途端、こちらを振り返りました。
その間二連写。横向きと振り返った瞬間を撮ったのみで、すぐに飛翔。
今度は一段上にある駐車場の建屋の屋根に止まりました。
なんとか飛ばずにいてくれることを祈りながら再乗車してそちらに向かいます。
砂利敷きの駐車場なのでタイヤ音を気にしながらゆっくりと近づくと、今度は地上に舞い降りました。
見ていると頻りにコンクリート基礎の周囲に生えている枯れ草のあたりを気にしています。
ネズミでも居るのか、基礎前を行ったり来たり。
どうやらそちらに気を取られているようなので、更に近づきます。
まずまずの距離まで詰めたところで運転席の窓からカメラを構えました。
数枚撮ったところで流石に気に障ったのか、今度は彼方に飛び去ってしましました。
チョウゲンボウは一昨年の冬にやはり電柱のトップに止まっていたメスを撮ったのが唯一の成果でしたが、PENTAXのDA300mmでは解像が難しい距離だったせいか、満足のいく写真とは言い難いものでしたので、今回の成果に嬉しさもひとしお。
多分オス成鳥だと思いますが、その可愛らしい顔立ちとシックな体色にいっぺんで虜になりました。
ただシチュエーションも含めとても自慢できるレベルの画ではありません。
まだまだ精進が足りませんね。
※画像は全て50%トリミング、RAW現像済み
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF500mm F4L USM