先週末はいつもお世話になっている新潟の旅行社恒例の八ヶ岳三座縦走ツアー。
梅雨入りと重なるこの時期は天候が安定しないのが悩みですが、今回も初日に強風に見舞われ、ちょっとだけ肝を冷やす場面もありました。
それでも二日目には天候も回復し、久しぶりに快晴の山頂を踏むことができたのはご参加の皆様の日頃の行いの成果でしょう。
ツクモグサをはじめとした高山植物も咲き出し、稜線もこれから最も美しい季節を迎えます。
ご参加いただいた皆様、本当にお疲れ様でした。
風を避けてあえて夏沢峠ルートを取らずに赤岩の頭へ直接出ましたが、風はかなり強く吹いています。まだ視界があるうちは良かったのですが。
硫黄岳山頂直下。ガスが掛かって急激に気温が低下。風も勢いを増すばかりです。この後硫黄岳山荘の手前では進退窮まるほどの烈風となりました。
翌朝は心配した天気も回復。きれいなご来光を眺めることができました。
それでも風は完全には止まず、皆さん完全装備で鎖場に挑んでいます。
最盛期だったツクモグサ。でも画になる株には手が届かないもどかしさ。
この花だけが最盛期でした。コメバツガザクラ。
ミネズオウ。一部の株のみ満開でした。
クモマナズナだと思います。
横岳は西東と巻きを繰り返します。
核心の一つ鉾岳のルンゼ。
ここまでくれば展望荘も間近。
赤岳直下の最後の登り。苦しいところです。
こんなに晴れた山頂は久し振り。
文三郎道を下ればこの山旅もフィナーレが近づいてきます。