昨日は西丹沢の大室山に行ってきました。
予定されているガイド山行の下見を兼ねた同僚を連れての縦走でした。
予報に反し午前は雪混じりの寒風が吹いて、バッドコンディション。
それでも新築になった加入道避難小屋で休憩する間に天気も回復し、後は気持ちのいい尾根歩きを楽しむことができました。
丹沢山地北面は予想以上に雪が多く、遠く駿河湾に続く山並みは山腹を覆う青い雪と灰褐色のブナの木立とのコントラストがとてもきれいでした。
今回は加入道から山頂を経て久保へ降りるコースを縦走しましたが、下山路の北東面は雪も多く残り、稜線の日だまりとは違った冬ならではの厳しさに満ちた表情を見せてくれました。
今回は四年振りの再訪でしたが、相変わらずブナの老樹が威厳に満ちた姿でこの山塊を見守っているのが特に印象的でした。
加入道山頂にて。
富士遠望。
大室山遠望。
整備された木道を登る。
山頂にて。同行してくださったSさんと共に。
午後の日差しがブナのシルエットを際立たせる北面の尾根を下る。
延々と歩いて下山口の久保吊り橋に到着。