今年に入って野鳥をメインに撮るようになって、春先からPentaxのDA☆300mmやK3(共に中古)の投入を試みましたが、やはりフォーカス性能の弱点が露呈し、特に飛翔撮影に興味を持つとストレスが溜まるばかり。
腕のせい、と言われればそれまでですが、手っ取り早い打開策としてCanon機の導入に踏み切りました。
Pentaxに関してはDA☆300mmは文句なしの名レンズ。
フォーカス駆動のスピードの遅さが指摘されますが、むしろK3の測距性能が足を引っ張っている感があります。
この組み合わせでも動きの少ない被写体ならば動体もほぼ問題無く、植物や風景なら最高の組み合わせと言えるぐらいその解像感やシャープな切れ味の描写性能は優れていると思います。
動体対応はK3MarkⅢに期待したいところですが、如何にせん今年発売ということもあって、未だ値が下がっていないのでもうしばらくは辛抱です。
Canon機の導入は対応レンズの導入も伴うので、中古といえどもその総額はK3MarkⅢが余裕で買える金額ですが、今後の500mm以上の単焦点レンズ導入を前提にするとどうしてもPentaxとは別系統のシステムを組む必要があります。
時代は鳥撮りの世界でもトリミング耐性も十分な高画素、連写性能や高感度耐性、動体撮影に特化した瞳AFなどを満載したフルサイズミラーレス機に移行しつつあるようですが、50万円近い投資が必要となれば、とても手が出ません。
ということで一時代前までの鳥撮りのAPSC代表機EOS7DMarkⅡを選びました。
新品も発売当時よりは大分値も落ちていたようですが、生産終了となった今中古を探すしかありません。
中古品はここ数年全てMapCameraで購入していたので、しばらくは7DMarkⅡの販売ページを注視。出物を探す毎日が続きました。
ところがなかなかいい中古が出ません。
MapCameraは商品の状態をかなり綿密にディティールまで画像化して確認可能にしてくれるのでありがたいのですが、流石にシャッターカウントまでは公表しません。
7DMarkⅡは2014年発売ですから中にはシャッター回数が耐久限界に近いものがある可能性があり、余程美品でないと安心できないわけです。無論「美品」といえども油断はできませんが。
それでも購入を決意して数日後、販売ページを見ている最中に「美品」がアップされました。
詳細を確認しても中々のコンディションです。
即座にカートに入れ、購入手続きに。
ここで失敗が発生、金利0の分割支払いを選択していると途中で先に進めなくなる事態におちいり、カスタマーに問い合わせるなどして時間を空費してしまいました。それでも決済完了の確認メールも届いたのであとは機材を待つばかりの心境で自らのレスポンスに酔いしれていたら翌日機材確保ができなかった旨のメールが入ってびっくり。
ほほ同時に数人が購入ボタンを押した場合、複数購入扱いとなることもあって、その場合あくまで先着者優先とのこと。
丸一日かかっての連絡には不信感も残りましたが、諦めざるを得ません。
モヤモヤしながらMapCamera以外では出物がないか、「7DMarkⅡ美品」でGoogleを再検索。
ヒットしたのが今回購入したソフマップ系列の「リコレ」サイトの美品でした。
正直掲載画像はMapCameraとは比べ物にならないお粗末さでしたが、本体以外の備品が全て揃っている点が決め手になりました。
MapCameraのものは基本備品のみ。
詳細は以下に譲りますが、半分賭け購入の結論はまずまずの買い物だったかなという印象です。
いずれにせよその結果は後日証明できるでしょう。
さてレンズはどうする?
こんなロゴ入りダンボールに。
こんな感じで入っています。梱包はどう見ても雑。プラスチック削減には貢献しているんでしょうけど。
箱の中身はこんな感じ。
どれも新同品に見えます。マニュアルなどはネットからダウンロードできるので見る人はいないでしょうけどね。バッテリーはかなり劣化していました。
ストラップは未使用のようです。
ボディ正面。
目立った傷や擦れはありません。
この角度でも。
背面も綺麗です。使用度の判断はよく使うボタン類のレター表記の鮮明度。これが擦れていると使い込まれています。
モードダイヤル。
ロゴレター。
Canonは初めて買ったAE-1以来。AE-1はまだ手元にあります。
バリエーションレターも綺麗ですね。
マウント部も目立った傷は一箇所のみ。頻繁なレンズ交換の跡は見られません。(と思いたい)