この一週間ほど鷹柱を多く見かけました。
鷹といっても殆どがトビ(鳶)のようですが、普段では見られない数のトビが青空を背景に上昇気流に乗って乱舞する光景は見事なものです。
あいにく青空が広がる好天の日中は他の要件のため撮影に出かけられず、時折上空を眺めるのみ。
実際に撮影できたのは曇天が広がる光量の少ない条件下。
それもかなり上空を移動中の群れだけでした。
その後牧草地に舞い降りた群れを偶然発見し、撮影を試みましたが、車を止めた途端に舞い立ち、遠方に移動。
夕方だったため辛うじて撮れた写真も精彩を欠いたものになってしまいました。
逆にこれでトビが群れを作る理由が分かりました。
その後の観察でも鷹柱ができるのは採草の終わった牧草地の上空が多く、清里周辺にはその牧草地がいまだ多く点在しているのでそれと知れたわけです。
トビだけではなくカラスも群れを作って草地で採餌しているようなので、トビも含めトラクター採草によって急に露出した地面には昆虫やミミズ、時にはネズミなども見つけやすい条件が整っているのかも知れません。
トビに関しては後日別の場所で一枚だけちょいボケの接近画像を撮影してお茶を濁しました。
まだまだ腕が悪いです。