勤務先のウインタープログラムの一つに「雪山トレッキング入門」があり、ロープウェイで標高2,200mの高度を稼いでしまって、あとは山頂まで1時間半の行程をこなせば良い「北横岳コース」は人気ですが、積雪によってはアプローチが片道3時間弱かかる「中山展望台コース」はこれまで催行がありませんでした。
今回リピーターのお二人がチャレンジしてくださり、晴れて催行の運びとなりました。
実施日の昨日はお二人の行いの賜物かこれ以上はないくらいの好天。
早朝の時間帯は素晴らしい霧氷に覆われた山麓トレッキングを満喫していただきました。
このコースメインの中山展望台からの展望も素晴らしく、赤岳を始めとした、まさに白銀の峰々を心ゆくまでご堪能いただけたと思います。
帰途は赤岳鉱泉でのんびり休憩。
冬の山小屋の雰囲気を味わっていただけて何よりでした。
南沢の開景地から阿弥陀岳方面。手前の斜面のカラマツ林の霧氷が朝日を浴びてきれいです。
中間部の霧氷の森。白とブルーのコントラストが恐ろしいほど綺麗でした。こんな景色はあまり見た記憶がありません。
ゲストお二人も写真撮りまくりでした。
霧氷の拡大図。
行者小屋手前の雪原からの風景。横岳西壁がまぶしいほどです。
行者小屋のベンチテーブルも多くの登山者で埋まっていました。この日は日差しも強く、外で食事できるほどの快適なコンディションでした。
中山展望台から赤岳方面を眺めます。
横岳西壁。大同心が目立ちます。
午後の日差しに照らされる赤岳。
逆光となった阿弥陀岳。荘厳な雰囲気ですね。