梅雨の最中の二日間、八ヶ岳三座をガイドしました。
今回ご案内したのは蓼科山から編笠山までを縦走予定のK様ご一行。
夏沢峠から合流させていただき、運良く梅雨の晴れ間となった南八つの主稜線を今が盛りの山の花を見ながらのゆったり山行を楽しんでいただきました。
生憎最終日は天候が悪く、編笠山までの縦走は断念していただきましたが、蓼科から歩き出された皆様、快晴有り、暴風雨有りのドラマに満ちた山旅を満喫されたことでしょう。
残りの区間、是非また再チャレンジされることを願います。
今回はそんなことをじっくりと書いてみました。

小海線の松原湖駅に初めて降り立つ。町営バスに乗り換え登山口の稲子湯へ。乗客は私一人。
バスの運行時間はとても正確だった。さすが。

稲子湯からは土砂降りの中を歩き出す。周囲の森も雨に濡れて緑がひときわ綺麗だ。

みどり池を過ぎるとクリンソウの群落に出会う。最盛期は少し過ぎていたけれど、この光景は見事。

この辺りは傾斜がないため登山道は瞬く間に水路と化す。お陰で靴も水没状態。

本沢の露天風呂もさすがに誰もいない。

白砂新道の密生した樹林を避け、夏沢峠経由で根石山荘へ到着。小屋前の最後の30mは強風に押し戻されしばし前進できず、ずぶ濡れで小屋に転がり込む。ここでゲストからの伝言を聞き、白砂新道を避けたことが結果的にゲストとの合流を妨げたと聞きはげしく後悔。

窓から咆哮する暴風雨を呆然と眺めるのみ。稜線の風がこれ程激しいとは全く予想していなかった。

小屋には自炊のご夫婦が一組避難しているだけだったのでたった一人の夕食の膳を囲む。
