諏訪湖にも多くの野鳥が訪れると聞き、出かけてみました。
こちらは安曇野に比べぐっと近くなるのである意味助かります。
鳥見では初見参でしたが、収穫は長所短所含め大きなものがありました。
湖畔を車で走っている時にはアオザギやコサギが葦の傍らに佇んでいたのですが、駐車場に車を止めて歩き出すと影も形も見えず。このオオバンだけがいたるところを闊歩していました。
水にも浮かんではいるのですが、主に湖畔の遊歩道沿いの土手に展開し、草の種か何かを盛んに啄ばんでいました。まるで飼育されているニワトリかドバトのようです。
藤棚の端に止まるトビ。トビとは佐久の貯水池以来、そしてこの先も浅からぬ縁を結びます。
ひと通り鳥の種類や分布を掴んだので他にも興味のある探鳥地へ移動。そのうちの一つから撮った穂高連峰。
午後は再び諏訪湖に戻り探鳥再開。ここから富士が見えると再認識。
カラスも常連ですが、あまり群れでは見かけません。
カワアイサの雌。初見参かな。
カワウの群飛。
カルガモも常連のようです。
こちらは湖底の藻を漁るオオバン。
ダイブシーンを撮ろうと試みるも全て間抜けな瞬間ばかり。先読みの訓練が必要です。
オオバンに次いで多いのがヒドリガモ。水面にも丘にもウジャウジャ。
オスが水を飲んだ瞬間。
トビも多く見られますが、近距離で捉えるのは難しい。
カンムリカイツブリもかなりの数がいます。
今回姿を見かけては何度も追いかけたコサギですが、逃げ足早くファインダーに収まってくれませんでした。ただ同じ個体かわかりませんが、帰りがけに奇跡のように目の前の岸辺に舞い降りてくれました。逆光によく映えるプロポーションが綺麗ですね。
飛び立つ瞬間を狙いましたが、フォーカスが決まらず、後追いに。こういう写真を「けつ撃ち」というそうです。
夕方駐車場に戻る途中で間近にカンムリカイツブリを見つけました。一羽だけでボートの係留所の中で泳いでいます。よく見ると嘴に釣り糸と錘が巻き付いていて嘴が開かないように見えます。心なし表情も悲しげに見えたのが印象的でした。