翌日はまだ暗いうちから現地に入りました。
夜の闇の中、車のヘッドライトに照らされた遊水池には多くの白鳥達が羽を休めています。
既に数台の車が駐車していて、気の早い人は池の傍で撮影態勢に入っていました。
気温マイナス7℃です。
天気は快晴で、北アルプスの峰々もモルゲンロート待ちの好条件。
あとはモルゲンロートのタイミングで飛んでくれるかどうかです。
少し白んできましたが、外があまりに寒いので、車中で待機。
そろそろ出ようかというタイミングでいきなり数羽の群れが滑走を開始しました。
それに釣られて他の群れも続々と飛び立ちます。
待機組はこのタイミングが分かっていたんでしょうね。
でもあまりにも暗すぎます。
山もモルゲンロートどころじゃありません。
結局この時間帯の飛翔は無理と諦め、明るくなるのを待ちました。
この未明の飛び出し。例年とは大きく違います。
少し山肌が薄紫に変わる頃、ようやく池畔に移動。
まだ数羽残ったいるコハクチョウの飛び出しを待ちます。
ただあまりに暗いので、スローシャッター撮影に切り替えましたが、設定も試行錯誤のうちに最後の組みが滑走を始めました。
流石にこの暗さだと1/60では瞳フォーカスも効かず、まともは写真にはなりませんでした。
池にはコハクチョウもいなくなったので、河原へ移動。
昨年はここで雰囲気のある写真が撮れたのですが、今年は流れが大きく変わり、コハク達の溜まるプールも小さくなって靄の中で鳴き交わすシーンは撮れずじまい。
仕方なく白鳥湖へ移動しました。
白鳥湖には大勢のCMさんが陣取っていて滑走を待っているようです。
早朝のオレンジ色背景には間に合いませんでしたが、こちらも待機。
50mmを三脚にセットしようとしているといきなり滑走が始まりました。
思わず手持ちで狙います。
R6markⅡのIBISのおかげか、手持ちでもなんとかAFの効いた写真を撮ることができました。
この日は昼までと決めていたので、白鳥湖のコハク達が近くの田んぼに飛び去ったのを見て遊水池に戻り、あまり気勢も上がらないまま帰途につきました。

薄闇の中、餌場の河畔に移動するコハクの群れ。現像で調整してようやくこの画質です。

顔にフォーカスが来ていませんが、証拠写真として。80%にトリミング。

まずまず見られそうなものを。

偶然瞳にフォーカスした一枚。80%にトリミング。

モルゲンロートが綺麗な時間帯には白鳥は飛ばず。

川面から立ち昇る蒸気霧。気嵐(けあらし)というほどでもないけれど。

朝日を浴びて。

白鳥湖に移動すると田んぼへの移動が始まっていました。

かなり遠いですが、拡大してもAFは決まっています。50%にトリミング。

最初の滑走シーン。逆光で綺麗でした。

AFは顔をとらえています。20%にトリミング。

飛翔シーンの合焦率も上がりました。

順光での滑走シーン。秒間20コマで撮影。

全コマ掲載はしませんが、拡大してもほぼ全てのコマで顔(瞳)にピントが合ったままでした。20%にトリミング。

レンズを振って正面に来たカット。ここまで近いとブレるコマと決まるコマの差が出ます。SS1/2000では遅すぎました。

AFが決まればこの通り。20%にトリミング。

鹿島槍ヶ岳をバックに。山絡みで撮れた貴重な一枚。80%にトリミング。

100-400mmに変えて何回かの滑走シーンを撮影。レンズは振りやすいのですが、どうしても先走りしすぎるきらいがあります。

光線もつまらなくなったので、遊水池に戻って時間つぶし。飛翔をメインに。50%にトリミング。

7DmarkⅡに比べ、AFの精度は格段に上がりました。50%にトリミング。

掲載は3コマですが、秒間20コマではかなり遠くから捉えてもこの光線条件なら終始瞳を外しません。50%にトリミング。

遊水池に戻ってきたコハクチョウのポートレイトを最後のカットとしました。
