夏沢峠に出ると雲間から日が差してきました。とはいえ峠から硫黄岳山頂までは再びガスがかかったり薄日が差したりの繰り返しです。花も高山型のものに替わり始めます。

ミツバオウレン。八ヶ岳で最初に覚えた花の一つ。

イワカガミも峠付近に群生していました。この花から高山植物に目覚めました。ウォルター・ウェストンの本にも「アルパインベル」の名で登場しますね。

イワウメは今が盛りですね。手前はガンコウラン。

硫黄岳山頂に近づくとキバナシャクナゲが多くなります。

白い釣り鐘型の花が清楚なイワヒゲ。

随分早い時期から咲いていたコメバツガザクラ。そろそろ終わりが近づいてきました。

まだ蕾ともいえるウルップソウ。サファイヤブルーが美しい花です。これは55-300mmの望遠ズームで撮りました。

今回確認した範囲で唯一開花していたコマクサ。シーズンはまさにこれから。これも望遠で。
