冬鳥の飛来状況の確認を兼ねて隣県の山麓の池と湖に探鳥に行ってきました。
相変わらず気温が高く、そのせいかカモ類の飛来も極僅か。
ようやく染まり始めた樹々も緑が色褪せるばかりで、どこか締まりのない中途半端な秋色でした。
それにしても10月末で気温20℃は異常です。
※画像は記載のないものは全てノートリミング。RAW現像済み
使用機材:Canon EOS 7D Mark II +Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(×1.4エクステンダー使用)

山麓の溜池のほとりで。美しく色付いたヨウシュヤマゴボウの実。猛毒です。

溜池では相変わらず留鳥のカルガモが泳ぎ回っていました。

人が近づくと慌てて逃げて行きます。他には換羽途中のマガモが少しとハシビロガモが少しだけ。70%トリミング。

ツタウルシの紅葉が始まっていました。

鮮やかな朱色が見事です。

他に撮るものも無いので...。

それにしてもモスグリーンから緑褐色、レンガ色、朱色へのグラデーションが見事ですね。

湖に移動してまず出会ったのはカワウ。朽ちた桟橋の柱に勢揃いしています。

少し重なるように撮ってみましたが...。

足元の草陰で何か動くものが。キジバトでした。

こちらが動かずにレンズを向けていると、物怖じせずに足元まで近づいてきました。よく見ると首の青い飾り羽根がありません。虹彩も茶色なので若鳥でしょう。しばし遊んでくれました。

近くにはエクリプス鴨が。翼鏡からコガモと推定されます。70%トリミング。

こちらはオスのようです。頭部だけ見るとオカヨシガモの雄に似ています。70%トリミング。

手前はメス。嘴の付け根が少しオレンジ。70%トリミング。

嘴の比率が大きいような気がします。70%トリミング。

岸辺近くの草むらではハクセキレイの群れがしきりに威嚇しあって飛び回っていました。70%トリミング。

大した成果もないので、再びカワウポイントへ。羽干しに夢中な一羽をじっくり狙ってみました。

様々角度を変えて。前ボケも入れて。もう少し天気さえ良ければ。

ヒヨドリも珍しくはありませんが、苦肉の策で。ミコアイサに会えるのはいつになるんでしょうね。70%トリミング。