大室山に行ってきました。
紅葉はそろそろ終盤といったところですが、麓の辺りはまだブナもシデも美しい紅葉が残り、散り敷いた落ち葉との競演を見せてくれていました。
山頂稜線に出ると適度に雪化粧した富士山が眼前に迫ります。
富士山の展望地は数あれど、多分ここが最も美しいアングルで富士を眺められる最高の場所。
日だまりでお昼を食べたり、写真を撮ったりで、あっという間に1時間近くが経ってしまいました。
緑の樹海を抜け、落ち葉を踏みしめて辿る広葉樹の森。
そして意表をついて現れる迫力の富士。
月曜日(11/18)はツアー催行が決まっています。
是非この機会に参加してみてはいかがでしょう。
樹海の入り口では風穴ツアーのオリエンテーション真っ最中。
暫くは樹海を貫く登山道を行きます。
何かに襲われた鳥の残骸。キジバトのようです。
苔のように見える羊歯。コウヤコケシノブ。
大室山のブナ原生林。この佇まいはいつ行っても変わりません。
チドリノキの黄葉。
ミズナラの巨樹の根。このぐらいの大きさになると坂根化しています。
メグスリノキの紅葉。
ブナ、ミズナラ、シデ、etc.。
迫力あるブナの梢。
これぞ正真正銘、フジノマンネングサ。
大室山の山頂標識。気温計完備です。
三角点は山頂標識から10分のところにあります。
ブナの合間からは北岳も。
その先の展望地ではこの近さで富士山と対面。
望遠レンズだとこの大きさまで寄れます。
山体を形成するスコリア。明るいものと暗色のものが見えます。
この倒木は苔に覆われて美しい。
絢爛の美。
ミヤマシキミかな。