4日〜5日は丹沢でガイド資格の更新研修。
三年毎に更新しなければ資格を失効するので、必ず受けなければならないものです。
ガイドカテゴリー毎に幾つかの研修日程が内容を変えて用意されており、その内どれか気に入ったものを選択するわけです。
必ずしも三年目に受講しなければならないわけではありませんが、年度替わりが三月なので大抵閑散期のこの時期になります。
今回は「登山ガイドのためのショートローピング基礎講習」を受講しました。
普段使わない技術ですが、所属の地元ガイド協会で何度か受けた研修では理解が十分でなかったこともあり、改めて基礎から学ぶことにしました。
またこの厳冬期に雪上訓練や積雪期ルートガイディングなど受講する場合、かなりの寒さを覚悟する必要もあるので、比較的暖かいだろう丹沢を選んだという下心もあったわけです。
初日はまさに初夏の陽気。
シャツ1枚でもいいくらいの暖かさでした。
研修そのものは基礎からしっかりと教えていただき、担当してくださった両講師も穏やかでユーモアに溢れ、兎角権威的で高圧的になりがちな研修も素直に受講することができました。
それにしても今回の受講生の平均年齢の高いこと。
特に男性はほぼ高齢者。
自身も含めガイドの高齢化を憂いた瞬間が何度かありました。
そんなこともあり、改めてアンチエイジング、自己研鑽を誓った二日間でした。
河津桜がほころび始めていました。
初日は宿近くの河川敷でロープワーク基礎練習。これはテレインビレイとボティビレイのパターン。
基礎が終わるとゲレンデへ移動です。
住宅地から山中へ入って行きます。
途中からの展望。右側にはロウバイ園が見えます。丁度見頃のようでした。
斜面には茶畑が。
ここからはショートロープで移動。まずはクライアント役。
繋がれてます。
こんな感じで登って行きます。
様々な確保のパターンを学びました。
宿泊先の「ログキャビンしおや」。
夕食のメニューです。
メインは猪鍋でした。見てください、この脂身。
他の具材。
まずは葱で香り付け。
海が近いせいか新鮮なお刺身も付きます。
煮物も。
すき焼き風に溶き卵でいただきます。
二日目はテレイン(自然地形)ビレイの復習から。
これはボディビレイのパターン。
再び山中へ移動。
鎖場通過のレクチャーです。
下りの確保。
登りの確保。様々勉強になりました。