11月に入りました。
このところひと月に一回の投稿ペースで情けない限りです。
原因はそれなりに多忙だったこと。
また野鳥に関しては閑鳥期ということもあって、ほとんど撮影の機会がなかったため、風景も含め写真素材が集まらず四苦八苦でした。
(今年は早々にヒマワリの種を置いた餌台にも全くと言っていいほど野鳥が寄りません...)
それでも紅葉時期とあって撮りたい風景はそれなりにあるのですが、何しろうんざりするくらいの晴天続き。
中々落ち着いたいい色の出る高曇りの日が無く、またそれらしい天気の日には体調不良で出掛けられないという負のスパイラル。
先週末ぐらいがベストのタイミングと見ていたら、急な出張予定など入ってせっかくの好機も逃してしまいました。
そんな中、10月最終日の一昨日に午後から曇りとの予報を受け勇んで出掛けてきました。
撮影地の候補は様々あったのですが、今回は昨年時期を逸して不本意だった増富の本谷川渓谷をチョイス。
昼過ぎからではすぐに光量が落ちて想定のポイント全ては回りきれませんでしたが、まずまず納得のいく写真が撮れて一安心です。
とはいえ、そろそろ撮影機材の限界も感じ始め、カメラボディに関しては機動性の面でも問題なく使えそうなミラーレスのフルサイズも出てきたので、風景特化での選択か、野鳥撮影もこなせる両用機材の選択かで悩ましい限りです。
レンズでは野鳥撮影に革命を起こしそうな「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」が本日キャノンから発表がありましたね。
F値は少々暗いのですが、キャノンのオンラインショップでも税込で¥319,000とコスパは最強。
早速キャノンプラザで実物を触ってきたレビューが投稿されていましたが、最新のDIGIC Xを搭載したEOS Rシリーズのボディとの組み合わせではAF速度、被写体認識の精度とも大変優秀らしいです。
EOS Rシリーズのボディを持っていればこれまでのレンズ資産を叩き売りしてでも手に入れたいほど魅力的ですね。
いずれにせよ、当分は高みの見物で、価格も落ち着き、評価も定まってからじっくりと検討することにしましょうか。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
※画像は全てノートリミング、RAW現像済み
現地に着いて最初に押さえた一枚。本谷川はいざ撮ろうとすると紅葉と流れがうまく配置される場所が意外に少ないので、まずアプローチの楽なここから始めます。
ここは本来なら流れのそばまで立ち込まないといけないのですが、長靴を忘れたので85mmのテレ端で切り取りました。
車道脇に溜まっていた落葉したばかりのヒトツバカエデの黄葉。これでも楓の仲間かと思わせられますが、その大きさといい、鮮やかな黄色といいとても見応えがあります。
流れの複雑な落ち込み。もう少し暗く撮りたかったのですが、PLでは限界が。NDフィルターがないとだめですね。
左からの木の入り方が良かったので様々構図を変えて撮ったのですが、川身がうまく映る角度が難しかった場所でした。