個人ガイドで冬を待つ南八ヶ岳の主稜線をご案内しました。
花も草紅葉も終わり、枯れ色の草地と青味を増した岩尾根の影のコントラストが来るべき季節を予感させる静かな山旅。 山頂を越えるといつの間にか秋の終わりを感じさせる雨粒が乾いた砂礫の路にいくつものドットを刻んでいきました。
北沢を辿れば青空に映える紅葉が迎えてくれる。正面は峰の松目の稜線。
鉱泉ではアイスキャンディーの枠組み作りに余念がない。大同心をバックに。
硫黄岳山荘で。気温は一桁でも結局はここに行き着く。
橙色の残照に風景が融けてゆく。
透明な大気を通して赤岳のピラミッドも鋭さを増すようだ。
かつての山岳信仰の名残り。一体誰が運んだのだろう。
二日目の午後から雨になった。赤岳鉱泉にて。
この火が嬉しいね。
鉱泉の夕食。こちらも暖かい。
コアカミゴケ。花の終わった山の貴重な色彩。
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