「野鳥編」はこれまでまともに撮影できなかった個人的には珍しい鳥からご紹介。
そして北へ帰ったものや相変わらず餌台に通ってくる執着心旺盛な常連まで。
夏鳥へと移り変わる過度期の野鳥たちです。
5月2日。アオゲラの撮影に成功しました。
事務所に居る時は窓から撮影できる距離の白樺の梢にレンズを向けておくのですが、偶然そちらを眺めた際に少し離れた林からこちらに向かって飛来する鳥影を確認しました。左の窓枠ギリギリに見える枝に止まったようでしたが、大きさと胸模様からてっきりヒヨドリかと思っていました。それにしては下面が大分白かったと思い直し、そっとカメラの位置を右に移動しながらファインダーを除くと何とアオゲラ。
アカゲラもそうですが、キツツキの類は非常に警戒心が強いので、何とか飛ばれないように慎重にフォーカスを合わせ最初のシャッターを切りました。久々に心臓の鼓動を感じるほどに緊張しました。1連写で飛ばれるかと思いきや、しばらくすると右の枝に移動。そしてそこで止まる方向まで変えてくれて、あらゆる角度から撮影させてくれるサービス振り。正しく生きるとこんなご褒美もあるんですね。
少し戻って4月22日。埼玉に所用があるついでに午前中の数時間、「軽井沢野鳥の森」を訪ねてみました。ここは以前ガイド研修で訪れたことがあるのですが、その時はバードウォッチングが目的ではなかったので、鳥目当てでは今回が初めて。ちょっと期待しながらの散策です。結果は今季初のキビタキ、センダイムシクイ、コゲラ、コガラぐらい。キビタキも野鳥の森エリア手前の湯川沿いでの出会いでした。
4月25日。今季最終のシメの肖像です。5月1日が最終確認日でした。
4月30日。事務所脇のヤマザクラが開花しました。早速撮影していると突然ファインダーの中にメジロが乱入。図らずも「サクジロー」を初撮影です。
餌台には来ないヒヨドリですが、事務所周りを一年中飛び回っています。この日は白樺の枝でしばし居眠り。今は盛んに水飲み用のボウルで水浴びしています。抱卵期なんですね。(4月30日)
この人はご常連。(5月2日)
この人も。(5月8日)
またこの人も。(5月8日)