まれに見る長期間の無積雪。
それをいいことに昨年から続けている家の修繕や解体した物置廃材を利用した薪作りなどにかまけて、すっかり山がおろそかになっていたので、今日は久し振りの登山に出かけました。
行き先は日向山。
別に多少なりとも雪のある八ヶ岳でもいいのですが、朝の内に市役所と商工会に所用があったので、そこから比較的近い日向山にしました。
正直鈍った体にはこの辺りが丁度いい加減です。
今日は風もなく、日差しもそれなりにあったので、のんびりと日だまりハイクを楽しんできました。
行き会った登山者は三人のみ。
その内二人は登山中に出会ったこのコースを日課にしているらしき地元風の高齢者。
一人は下山途中にすれ違ったアクションカム撮影中の青年でした。
なので山頂は独り占め。
日差しは弱いながらも無風のお陰でまずまず暖かいひととき。
展望は最高です。
でも何故か寂しさが募るばかりなので、早々に引き上げました。
冬の低山は一人で登るものではありません。
明るい南斜面の登山道。
ホウ(朴)の実が色褪せて落葉に埋もれていました。
エビラゴケでしょうか。地衣もカラカラに乾いています。
途中で出会ったウソ(鷽)の群れ。コンデジではここまでが限界。
途中からは日陰に雪が出てきます。
馬頭観音も今日は帽子を被っていました。
ブナが目立つようになると頂上稜線も近くなります。
この砂浜を抜けると。
素晴らしい展望の山頂です。
雨乞岳方面。
大岩山方面。
よく見ると氷瀑が架かっていますね。アイスのゲレンデになってるんでしょうか?
薄曇りの甲斐駒方面。
これも立派なセルフポートレイト。
風が無いのでここでお湯を沸かせます。この時期少しでも風があれば砂嵐は必死。
で、昼食はこれ。
いつ見ても凛々しい姿です。
苔も乾燥し切ってパンチパーマ状態。
ブナの梢がきれいでした。