19日は家人を連れて河口湖方面へ。
30年振りぐらいに忍野八海へも立ち寄ってみました。
ここはフライフィッシングを始めた頃、多分30代前半だったと思いますが、当時「富士フライエリア」あるいは「富士フライフィッシングエリア」と呼ばれていた湧水池(現在の忍野フィッシングエリア)に行った帰りに立ち寄ったのが最初だったと思います。
それ以来一度も訪ねることもなく、テレビで外国人観光客に人気なスポットとして紹介されるのを見るぐらいで全く足を向ける気もしなかったのですが、春のような陽気に誘われて訪ねてみることにしました。
30数年前の記憶も定かではありませんでしたが、まあこんなものかと。
着いた時点では駐車場の混雑もなく、平日ということもあって比較的静かだなと思っていると、突如団体客を満載したバスが続々と到着。
あっという間に喧騒の巷と化してしまいました。
と、まあ多少大袈裟な表現ですが、周囲に中国語が飛び交う様は相変わらずチャイニーズパワー健在振りを感じさせてくれました。
周辺の飲食店や売店も大忙し、商売繁盛何よりです。
それにしても間近で見る富士山は本当に雄大ですね。
外国人観光客が賞賛するのも頷けます。
今回は行き帰りに河口湖畔にある「旅の駅kawaguchiko base」を利用しましたが、出来たばかりのせいかトイレも綺麗で、ショップも充実、ベーカリコーナーもあって中々楽しめる空間でした。
レストランスペースは少し無機的な印象で、広過ぎて落ち着かない感じはありましたが、メニューは比較的リーズナブルで味もボリュームもまずまず満足できるものでした。
ただ家族で思い出を作るには湖畔のほうとう屋さんの方が親和性の点からもおすすめですね。
途中ネットで話題のイスカスポットにも立ち寄ってみました。
事前情報では「公園の中の水辺」という印象でしたが、何のことはない歩道脇の狭いコンクリートのたたきの隅の水溜り。イスカは周囲のカラマツの枝に数羽が群れていましたが、ロケーションはいつも行く探鳥地の方が格段にいいようです。
ここは水を飲みに件の水溜りに降りてくるイスカを狙うのが本道なんでしょうね。
数人の中年バーダーが盛んにシャッターを切っていましたが、声を掛けてもあまりに無愛想なので早々に退散。
鳥撮りはやはり地元に限ります。
忍野八海の典型的な風景。手前の池を入れようとすると群衆が入ってしまうので、ズームしてこの画角で。
富士山麓のイスカ。数は少ないですが、撮りやすい位置に出てきてくれるのが魅力かもしれません。