昨日は公募ツアーに応募されたお客様をお連れして富士山麓の大室山に行ってきました。
紅葉時期には少し遅かったのですが、冷え冷えとした空気が心地よい静かな樹海を抜けると巨樹の残る山腹の森が広がります。
ここからは厚く敷き詰められた落ち葉を踏んで、地形図に規則正しい等高線が描かれた斜面を直登。周囲にスズタケとブナが目立ってきたら展望の無い山頂に到着です。
そして今回の目的地はここからさらに先に進んだ展望地。
木々の合間を抜けてイバラの灌木が随所に茂るカヤトに出れば眼前にそびえる圧倒的な量感の富士山が迎えてくれました。
青木ヶ原樹海のヒノキゴケ。八ヶ岳ではあまり出会うことの無い種類です。
巨大な板根の中に入って。
山頂。この辺りから風が強まりました。
展望地でランチタイム。定番の手作りサンド。
朝の内架かっていた雲も強風に吹き飛ばされてこの景色です。
風の強さがわかりますね。
ブナやシデの落ち葉が美しいアラベスク模様を描きます。