27日から28日はお世話になっている山形の旅行者の鳳凰三山ツアーでした。
10月も下旬となれば山はすでに冬の様相ですが、この時期は山麓の紅葉から山頂に降った初雪まで、標高ごとに季節を追いかけるなんとも贅沢な参考となります。
今回も2500m超えの稜線の厳しさは変わりありませんでしたが、幸い快晴に恵まれ素晴らしい山岳展望を満喫していただけたと思います。
薬師ヶ岳から観音ヶ岳へと続く砂ザレの縦走路から展望する白峰三山。いつ見ても素晴らしい景観です。
夜叉神峠登山口を歩き始めた頃は小雨と霧で展望もありませんでしたが、杖立峠を過ぎた辺りから晴れ間が覗き、昼食を摂る頃には青空が広がりました。
辻山のトラバース辺りの林間で。¥
苔に差した光がきれいです。
懐かしの南御室小屋。こうやってみると随分古びましたね。
砂払岳は強風が吹き荒れていました。北岳山頂だけに雲が掛かり続けています。
素晴らしい富士山の勇姿。これだけでも皆さん大感激。
西方浄土から阿弥陀仏が来迎するかのような光景。荘厳です。
写真では分かりづらいですが、砂払岳本体のブロッケンが出ています。
薬師岳方面もすっきり晴れました。
新築なった薬師岳小屋。
これ昔からあったかな。
玄関ホールと受付窓口。すべてが新しくきれいです。
客室はすべて二階になりました。
二段ベッド。梯子も登り易くなっています。
仕切りの付いたブース風の寝室スペース。
夕食のメニュー。
素晴らしいご来光の瞬間。富士が入ると構図が決まりますね。
朝日を浴びて。あなたも私もオレンジ色。
北岳と間ノ岳のモルゲンロート。
残月がアクセントです。
お馴染みの構図ですね。
我らが八ヶ岳もすっきりと遠望できました。
観音岳方面。
燕岳と並ぶ快適な花崗岩の砂ザレのトラバース。でも強風です。
冠雪の具合が程よい感じです。
稜線にしがみつくように逞しく生える落葉松と青空のコントラストが美しく、いやがうえにも白根三山の偉容を引き立てます。
アカヌケサワノ頭への苦しい登り返し。
賽の河原から見る甲斐駒のピーク。
この空の色。言葉が出ない程の素晴らしさです。
ここまで来ると風裏で暖かく感じます。ようやくほっとできました。
燕頭山への下山路から見た印象的な風景。後ろ髪を引かれる思いでした。