乗鞍岳の前後に安曇野の遊水池を訪問。
何とか一番乗りのコハクチョウに出会うことができました。
コハクチョウは登山の前日早朝に遊水池から飛翔する場面をスローシャッターで狙う予定でしたが、設定を誤り中途半端なものに。ブレ写真連発でほぼ全滅状態でした。
この時点では飛来数も4羽と少なく、まともは写真は本格的な渡りを待って、ということになるでしょう。
他のカモ類もまだ個体数は少なく、エクリプスから繁殖羽に変わる途中の段階でした。
それでもようやく換羽が始まったばかりのものと途中のもの。ほぼ換羽が終わったものなど、これまで見ることのなかった様子を確認できただけでも収穫でした。
たまにはイレギュラーな時期に訪れてみるのもいいものですね。
登山翌日にはやはり早朝から粘ってみましたが、これといった変化もなく、近くを流れる小川の岸辺に生えたアシやコセンダングサの間を飛び回るノビタキに出会えたのが唯一の収穫でした。
現時点でもコハクチョウの飛来数は14羽ほどとのこと。
12月の声を聞かないとまとまった飛来は期待できないと思います。
あと一月我慢の期間が続きます。

スローシャッターにしては中途半端になってしまいましたが、まずまず止められた一枚。

池ではこんな光景があちこちで。バーダーの間では俗に「タケノコ」と呼ぶようです。

上のタケノコの正体はこの人。エクリプスが残るオナガガモのオスです。

こちらは少し顔が黒くなり始めたオス達。

こちらは葦際にいたメス。まだ単独行動のようです。

ヒドリガモも換羽が始まったばかり。

ほとんど冬羽に替わったオナガガモのオス。

マガモも様々な段階のものが観察できました。こちらは換羽が終了しています。

換羽が終わりかけのヒドリガモ。眠そうにしていました。

甘えた仕草のヒドリガモ。最初は求愛と勘違いしましたが、左の個体もオスのようです。幼鳥か。

珍しくハシボソガラスが遊水池入り口の看板に止まっていました。

「葦ノビ」。

頭部が緑に変わりつつあるマガモのオス。すでにペアのようですね。

こちらはまだエクリプスが強く残る個体。後ろはメスか?

「コセンダングサノビ」。

同じく。メスなのか若なのか?

換羽が完全に終わったオスにも出会えました。

やはりオスは凛々しいですね。

コガモのエクリプスか?判別不能。
