オオマシコ撮影の後は安曇野へ移動。
インターバルを挟んでいつもの遊水地へと向かいました。
現地着の時刻では既に日も傾き、それまで午後の日差しを浴びて綺麗に輝いていた北アルプスの峰々も雲に閉ざされ始めました。
それでもまだ陽の当たる遊水池を中心に早速撮影開始。
まずはコハクチョウ達の集う犀川本流の浅瀬へと向かいました。
すると前方から軽トラックが。
コハクチョウに給餌する守る会のおじさんです。
右に避けたらそちらにハンドルを切り、左に避けたら今度はこちらに向かって来ます。
一瞬「嫌がらせか?」と思いましたが、窓から顔を出して状況を説明してくれました。
その日昼前に鴨猟の発砲があったようで、河原にいたコハクチョウ達は一斉に飛び去って一羽も居ないとのこと。
一瞬にしてモチベーションが下がります。
とにかく夕方まで鴨達を撮って塒(ねぐら)へ帰るコハクチョウを待つことにしました。
事前情報ではもう一方の滞在地を塒にしているようでしたが、数羽でもこちらに戻ってくれることを期待して暗くなるまで粘りましたが、結局空振りでした。
仕方ないのでいつもの日帰り温泉で入浴して体を温め、いつもの道の駅で車中泊です。
この夜は雨が降るほど気温が高く、翌日の早朝でも+2℃もあり、助かりました。
翌日は6時に現地入り。
辺りはまだ真っ暗ですが、既に先客が数台止まっていました。
皆さんコハクチョウの飛び出し狙いです。
そうこうするううちに空も白々と明け始め、気の早い方はベストポジションを確保するために支度に余念がありません。
こちらはISOの上がりすぎる時間帯に撮る気はないので、高みの見物。
ようやく池の様子も見え始め、コハクチョウの滞在数も確認できました。
その数何とたった2羽。写欲も爆下がりです。
その二羽もあっという間に飛び立ち、ほとんどのCMさんは間に合わず。
諦めたのか、さっさともう一方の滞在地へと移動して行きました。
こちらは河原への飛来を期待して動かず。池から河原への僅かの移動のみです。
河原で待つこと15分ぐらいで最初の群れがやって来ました。
給餌のスタッフも準備万端。降り立ちを待ちます。
ところがその群れは上空を旋回した後元来た方向へと飛び去ってしまいました。
そんなことが30分ぐらいの間に3回ほど続き、結局この日は移動は無し。
全く当てが外れてしまいました。
今回は新たに導入したミラーレス機の試験も兼ねて様々なシーンを撮影予定でしたが、コハクチョウがターゲットにならないので、成果も中途半端。
それでもある程度の設定や結果も確認でき、まずまずの年末休暇となりました。
※画像は記載のないものはノートリミング。RAW現像済み
使用機材:Canon EOS R6 mark II +Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、Canon EF500mm F4L IS USM

夕陽を浴びて飛翔するオナガガモのメス。

秒間20コマで連写しました。

他のショットも含め全コマガチピンでAF性能は期待通りです。

翌朝河原上空に飛来したコハクの群れ。旋回後飛び去りました。

他の群れを待つ間オナガガモの飛翔を撮ります。こちらも時間帯ゆえのノイズはあるもののピントが外れることはありませんでした。7DmarkⅡの時よりもピントの合う範囲が深い気がしますが気のせいでしょうか。

河原での撮影は諦め、池に戻ってターゲットを鴨に切り替えました。50%トリミング。

するとこの日最後のコハクの群れが池の上空にやって来ました。でも着水することなくUターンです。

マガモの飛翔。

AFは完璧に作動します。50%トリミング。ここまではEF100-400mmで。

ここからはレンズをEF500mmに変えて解像度テスト。まずはマスターレンズ単体で。

その等倍切り出し。

エクステンダー×1.4を挟んで。

それを500mm単体の画角と同じサイズに等倍トリミング。ブログ用に圧縮しているので分かりづらいですが、解像感はほぼ変わらず。オリジナルは×1.4を挟んだ方が被写体画素数が多い分多少精細に見えます。
この点はフルサイズ機(あるいはR6markⅡ)の利点でしょうか。

こちらも検証画像。500mmマスターレンズ単体。

その等倍切り出し。

エクステンダー×1.4を挟んで。

その等倍切り出し。この比較(画角を合わせなくても)でも画質や解像感の差はほとんど感じませんでした。

動き回る被写体でもAFの追従は正確でした。

芦際のオナガガモ。

同じくマガモ。

その等倍切り出し。距離や光線の条件によっては瞳にピントを合わせてくれるので合焦率は高まります。

デフォルトの設定だとRAWデータの場合特に色のくすみが強く感じますが、現像で調整できるので問題は感じません。

珍しく白変(白化個体)のオナガガモのメスが一羽だけ混じっていました。50%トリミング。

オスのオナガガモの羽ばたき。

AFはしっかり頭部を捉えます。

今回の撮影では全て電子シャッターを使用しました。それほど厳しい条件ではありませんでしたが、ローリングシャッター歪みも気になることはありませんでした。今後も飛翔を中心に検証していきたいと思います。
