昨日は山旅会の皆様をご案内して八ヶ岳の地獄谷遡行トレッキングに行ってきました。 前日の雨の天気が嘘のような晴天となり、八ヶ岳も雲一つなく晴れ渡っています。 濡れザラメと化した雪路は少し歩きにくいコンディションでしたが、周囲の樹々の間から時折覗く権現岳や赤岳の姿は神々しいまでに素晴らしいものでした。 上部の沢は前日の雨のせいか予想以上に水位があり、雪に埋もれた徒渉点を確保するのは中々厄介で、結局出合までの到達は断念しました。 この季節にしては少々気温が高過ぎる嫌いはありましたが、冬の晴れ間の沢歩きを満喫していただいた一日でした。 帰途、県営牧場の丘の上に鹿の群れがシルエットとなって駆け抜けてゆくシーンもラストを飾るに相応しいフィナーレでした。
県営牧場の斜面の上には白い衣を纏った権現岳が聳えます。
普段何気ない小沢でも、雪の状態によっては厄介な障害と化します。
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