今日も朝から断続的に雨。
一時はかなり強く降りました。
このところの天気を見ても、「梅雨明けはまだだったんじゃないかな?」と気象庁も思っていることでしょう。
そんな雨続きの予報の中で昨日だけは曇り、場所によっては晴れ間も出そうだったので、しばらく中断していた探鳥に行ってきました。
特に当ても無かったのですが、いつも側を通りながら入ることの無かった八千穂自然園に行ってみることにしました。
ネットではここでそれなりに鳥見ができるとの情報もあったことと、もし空振りでも滝がいくつかあるようなので水辺散策だけでもできればとの思いです。
案の定鳥には恵まれませんでしたが、雨後の水滴をまとった木々や苔の瑞々しさが際立つ滝を撮れたことと、思いがけずヤナギランの保護エリアに遭遇し、まだ咲き始めの初々しい姿を捉えることができたことが何よりの収穫でした。
園内に入って最初に出会ったのがママコナ。花弁の下唇部にある米粒状の盛り上がった斑紋が名の由来の一つ。
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
「飛竜の滝」。階段状の岩盤を流れる変化に富んだ渓水と苔の緑の対比が見事だ。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
こちらはその下流にある「紅葉の滝」。複雑に別れ、再び一つになる流れの多様さが独特な景観を生む。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
「遊亀湖」。右手に堰堤のコンクリート構造物が見えるので撮影アングルは限られる。亀は居なかった。
この後暗い林内でキビタキに遭遇するもカメラを構える前に遁走。
使用機材:PENTAX K-3 + PENTAX DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
周遊後半には野草のパラダイスが。保護柵に囲まれたエリアには旬の花達が咲き競う。
クガイソウもまだ蕾。
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
ヒヨドリバナ。紅を纏った花が美しい。
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
こちらはヨツバヒヨドリか。アキアカネが休んでいた。
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
さあこれは何でしょう?
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
ヤナギランでした。
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
シロスジベッコウハナアブ(?)が吸蜜中。
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
場所によっては見事な群落を形成しています。
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
オオバギボウシ。
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
シモツケ。雨上がりの水気に満ちた姿は繊細にして華麗。
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
帰りがけに立ち寄った沢筋でミソサザイを撮影。小さくて、遠くて、暗いので、現像とトリミングでやっとここまで。
レンズの限界を感じた一枚。
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
RAW現像、50%トリミング済み