梅雨の晴れ間が続くので、昨日は池の平湿原へ。
池の平湿原は2009年に初めて訪れて以来今回で4回目。3年ほど前に訪れた時は5月で時期が早過ぎ、今回は期待して行ったのですが、湿原の花はごく僅かでした。盛期は7月のようですね。
それにしても湿原の乾燥化は予想以上に進んでいるように感じます。 なので今回は尾根筋の花を中心に撮影。 偶然三方ヶ峰の咲き始めの状態のいいコマクサに遭遇できできたのが何よりの収穫でした。
イワカガミ。コイワカガミかどうかは判別できません。
シロバナノヘビイチゴ。
コケモモも咲き出していました。
レンゲツツジも最盛期。写真は色が強調されすぎています。
ハクサンチドリもちらほら。
これは見晴岳付近のコマクサ。典型的なコマクサ色です。接写に見えますが、花は以降の写真も含めほぼ全て300mmの望遠で遠距離から撮っています。
道標も素晴らしいですね。
レンゲイワヤナギでしょうか?既に綿毛になっていました。
三方ヶ峰のコマクサ園のもの。これほど新鮮なコマクサを見たのは初めてかも知れません。
こちらは色の濃いもの。まるでビロードのようです。
コマクサはケシ科、タイツリソウの近縁種です。
三方ヶ峰のコマクサ園。手前にある丸太とロープのフェンスで保護されています。以前来た時は鉄製の金網だった記憶があります。
ツマトリソウも多く見られました。
オオヤマフスマ。ナデシコ科です。
念願のヒメシャクナゲのクローズアップ写真も撮れました。八島湿原では余りに遠かったので。
木道をゆくハイカー。
帰りは車坂峠へ抜けました。林道途中から水ノ塔の赤ゾレを遠望。
峠の手前で黒斑山を撮影しました。