先日初めてルリビタキの撮影チャンスに恵まれました。
この鳥は主に初夏の登山中に亜高山帯での樹林ではしばしば遭遇し、その囀りと共に夏の訪れを感じさせてくれたものでした。
オスは羽色が綺麗な青灰色でオオルリやコルリなどど共に「青い鳥」の仲間ですが、登山道にもよく姿を現し、時には先導するかのように目の前を飛び回るので登山者には馴染みの鳥の一つです。
それでも改めていざ撮影するとなるとこれが中々姿を現してくれません。
この夏も自粛の影響もありさえずりの時期には山に入れなかったので、遭遇の機会も減っていたのかもしれませんが、秋以降北八ヶ岳の針葉樹林帯ではその姿をほとんど確認できませんでした。
それが先日の遊歩道歩きの帰途、笹薮に逃げ込む姿を発見。
しばらく辛抱強く待つと少しづつ姿を現してくれました。
そこをしばし連写。
あいにくの曇天と手持ち撮影の限界で画素の粗さは目立ちますが、補正してまずまずの画像に仕上がりました。
可愛さと美しさがなんとも言えません。
次回は晴天下の高精細写真が撮れることを期待します。