今日はクリスマス。
昨日もそうでしたが、この時期にしては気温も高く、多少風はあるものの良く晴れました。
昨晩は深夜から雪マークだったのでちょっと期待しましたが、結局自宅のある標高では雨になってしまいました。
今後の予報も大晦日までは晴天。
1月からスタートするスノープログラムの開催が心配です。
話しは変わって先日フクロウを拾いました。
残念ながら発見した時には既に死んでいましたが、車にはねられたものでしょう。車道の左路側帯辺りで絶命していました。
大きな外傷は無く、カラスや他の動物に荒らされた跡も無かったので、まだ事故にあって間もなくだったと思います。硬直していなかったのを見ても直後に発見したのかもしれません。
死骸とはいえ本物のフクロウに触れることができるとは思ってもいなかったので、最初は興奮と感動を同時に味わいました。
体も写真などで見るよりも大きく感じられ、とても端正できれいな顔をしています。
また半眼であることも加え、穏やかで優しく、とてもかわいい表情に感じました。
事情により翌日まで保管し、その後の処遇はフクロウの調査研究をしている「バードハウス」のS氏に託しました。
損傷していない死骸は意外に珍しいとのことで、「山階鳥類研究所」に検体として送るそうです。
生息環境の悪化により数を減らしているというフクロウですが、こんな形での遭遇に何かの縁や意味を感じさせてくれるような年末の不思議な出来事でした。
まずはアップで。くちばしの辺りに血痕が見えるので、顔からぶつかったのでしょうか。
全身像。半眼ではありますが、まるで生きているようです。
この鋭い爪で獲物を捕らえるのでしょうね。足の先まで羽毛に覆われているのは冬期でも盛んに活動する証です。