2022年7月から霧ヶ峰周辺のノビタキを撮り始めて4年目。
今回ようやくレンゲツツジとのコラボを撮影することができました。
これまでにもそれらしい画は多少撮れてはいたのですが、なかなか満足いくものは無く、今回も光線条件、距離、状況とベストのものではありませんでしたが、まずまず肩の荷が降りた感じです。
とはいえこれまでにも何度も言ってきたことですが、改めて機材の限界も感じてしまいました。
世間ではミラーレス機の世代交代が進み、どこの探鳥地でもレフ機など見かけることはありません。
2020万画素でも大口径レンズで10m以内であればなんとかなる、と思ってきましたが、解像感にこだわる身としてはやはりミラーレス機の自然で精細な表現には敵わないと実感する毎日です。
梅雨入りしたと思ったら晴天続き、ハイコントラストに悩まされたこの頃ですが、ようやく梅雨らしい雨が続きそうです。
その合間を縫っていい加減の曇天狙いで再度出かけてみたいと思います。
※画像は記載のあるもの以外は全てノートリミング。RAW現像済み
使用機材:Canon EOS 7D Mark II +Canon EF500mm F4L IS USM+1.4×III

ようやく撮れた花がらみ。距離的にはもう少し近くだと良かったんですが。×1.4倍のエクステンダーを挟んでようやくこの画角です。光線も少し強すぎました。

RAW現像でトリミングするとこのぐらいにはなりますが。50%トリミング。

等距離から運よく陽が翳ったタイミングで撮れた一枚。このぐらいだと背景も綺麗にボケて花色も自然になります。50%トリミング。

止まってくれたのは全て同じ株ですが、場所が変わると画に変化が出ますね。尾羽が隠れたのが惜しい一枚です。

側にある古杭に止まるノビタキ。全身が出ていい感じですが、背景か前にレンゲツツジがあってくれたら最高でした。50%トリミング。

今回メスを撮る機会は少なく、やはり給餌中のメスは極端に神経質になっているようです。オスは縄張りの監視に出てくるので、撮影チャンスが多くなるということなんでしょうね。