先日フクロウと出会った日、春とはいえまだ新緑の芽生えの気配もない冬枯れの森を僅かに彩る花達にも挨拶してきました。
ダンコウバイ、その仲間のアブラチャン、ヤマエンゴサクにヒナスミレ、どれも親しい隣人達です。
これがアブラチャンの花。ダンコウバイに比べほんの少し黄緑がかっています。
こちらはダンコウバイ。アブラチャンに比べ花が大きく、より黄色味が強いので見分けがつきます。6〜7個の花が集合しています。これは雄花でしょうか。雌雄異株の樹木です。
ニワトコの蕾。ニワトコは接骨木と書きますね。由来はかつて骨折の漢方治療に湿布薬として使われたことによるそうです。
春一番に咲くスミレといえばやはりこのヒナスミレ。淡いピンクのグラデーションと柔らかそうな表情が魅力です。
葉は先端が尖った心形。裏面はいわゆる「紫背」で紫がかります。
ヤマエンゴサク。倉本聰の「風のガーデン」でも物語の重要な要素として登場しました。
これは赤が強い個体。こういった場合にRICOH WG-60の1cmマクロ機能が活かされます。
コガネネコノメでしょうか。ネコノメソウの仲間は見分けが難しいものが多いです。