偶然ジョウビタキの給餌シーンに立ち会えました。
ジョウビタキは八ヶ岳山麓でも留鳥化が進んでいるように報告されていますが、事務所周辺にも通年つがいの姿が目立ちます。
但し巣の在処はなかなか掴めず、その雛の姿を見る機会はありませんでした。
今回は巣の発見ではなく、巣立ち雛が地上にいるところを偶然見つけ撮影することができました。
撮影距離は約5m。
親鳥も警戒しているのか給餌はほんの一瞬。
雛にフォーカスを合わせているのと、深度を深く設定出来ないので親も含めた完全なジャスピン写真は撮れませんでしたが、貴重な一瞬を捉えることができました。
物陰からの撮影でしたが親鳥はしっかり認識しているようで、そのせいか給餌間隔も長く、時々こちらに接近しては威嚇的な飛翔もするので程々に切り上げました。
ただ無防備に地上に数羽の雛がいて他の捕食者に見つからないかと心配になります。
無事巣立ってほしいと願うばかりです。
※画像は全てノートリミング、RAW現像済み
使用機材:Canon EOS 7D Mark II + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
兄弟でも成長に差がありますね。右の方はかなりお兄さん(かどうかは分かりません。お姉さんかも)で、飛ぶこともできます。
3羽目登場。
親鳥をじっと待ちます。
給餌はほんの一瞬。いつも解像を優先しているのでモードは露出優先。そのため連写で撮影しても親鳥が止まるのはたった一コマ。
これはまた別の給餌のタイミングで撮れた一枚。
親鳥が去ると、ただひたすらじっと待ちます。これは最も成長の遅い綿毛の多い雛に光線が当たっているため目立ちますが、目を閉じて動かないでいると普通に眺めるだけでは見事な保護色のおかげでその所在は全く分かりません。