4月半ばに新しい巣箱を掛けたことを投稿しましたが、とうとうシジュウカラのペアが入ってくれました。
少し前には中々利用の確認できない古い巣箱や立ち枯れた深山桜にキツツキが開けた巣穴(以前スズメが利用)あたりを盛んに覗き込んでいるシジュウカラを目にすることはあったのですが、結果的にまだ新しいこの巣箱を選んだようです。
形状が気に入ったのか、新築物件がお気に召したのか、何はともあれ一安心。
作った甲斐がありました。
気づいた時点では既に雛が育っているようで、盛んに給餌を繰り返したり、糞囊を運び出したり、親鳥は忙しく出入りしていました。
今回はプレハブ改造の観察小屋から撮影できる位置に巣箱を掛けましたので、早速撮影を試みました。
飛び込みは予兆がないのでまず無理ですが、飛び出しは巣穴から一旦顔を出すので、その瞬間から高速連写。
使用機材が相変わらず7DmarkⅡ なので最高秒間10コマしか追えません。
AF追尾はまず無理なので、巣穴から少し手前に置きピンしてまぐれあたりでそこを通過する一瞬を繰り返し狙ってみました。
結果的には午後の林間ではISO3200でもSSが1/1600秒が限界なので完全に止まった瞬間は撮れませんでしたが、何とか飛翔シーをものにすることができました。
これまで巣箱の利用を確信したこともなく、またさほど興味もなかったので、今回初の営巣シーンを間近で見ることができて感無量です。