10日ばかり前ですが、カタクリの咲く場所を新たに検索し行ってみました。
市街地に近い場所なのでそれほど期待してはいなかったのですが、思った以上に規模も大きく他にも春の花や野鳥が見られ思わぬ収穫でした。
標高1,200mmの八ヶ岳山麓は今が桜の季節。
ソメイヨシノは限界の標高かと思いますが、そろそろ終盤。
園芸用に改良された大山桜(オオヤマザクラ)は濃いピンク色が人気なのか随所に見られますが、こちらは今が満開です。
自生の山桜(ヤマザクラ)はまだ蕾で、あと数日といったところでしょう。
最初に出迎えてくれたのはオオカメノキの花。快晴だったので少し白飛び気味で、アンダーになっていますが。咲き始めの新鮮な花でした。
カタクリはほぼ満開。時間が早かったためか閉じた花弁のものが多かったのですが、時間とともにきれいに反り返ってくれました。
日当たりのいい場所では群生のいい写真が撮りづらいので、日陰を探してようやく取れた群落。
花びらを透過した淡い日差しが可憐です。
カエデ(多分ハウチワカエデ)の花も開き始めていました。
最初に見つけたカワガラスの幼鳥。盛んに岸辺を歩き回っていました。幼鳥のせいか意外に警戒心が少ない印象。50%トリミング。
今期初オオルリ。公園の脇を流れる渓流の対岸の梢に止まりましたが、囀りは無し。距離が遠く50%トリミング。
公園内を盛んに飛び回っていたヒヨドリ。嘴がソメイヨシノの花粉で染まっています。
終わりかけのアズマイチゲ。数は少ないですが敷地内に点在していました。
今回訪れたのは岡谷市にある出早公園。出早雄小萩神社の境内でもあり、規模は小さいですが諏訪大社にゆかりのある静かな佇まいの神社でした。
駐車場脇には枝垂れ桜の老木が。
あまり撮る機会もない桜なのでちょっとチャレンジ。
撮影のポイントが掴みにくい被写体なので苦戦しました。