ここ数日は畑仕事に追われました。
例年より冬の到来が遅いとは言え、早朝の気温が氷点下になる日が出てくるとあれこれ冬支度の必要に迫られてきます。
菜園の野菜もほうれん草や水菜が終わり、ハーブ類も休眠期に入ると、あとは大根と小蕪ぐらいが少し残るばかり。ずいぶん寂しくなりました。
ラベンダーも最後の除草と中耕を行い、防寒の土寄せを済ますと、ようやく年内の管理作業も終わります。
夏剪定以降はとにかく蒸れさせないことを目的に除草メインの作業ですが、少し目を離すとすぐにアカザやハキダメギク、スベリヒユなどが繁茂し、それらを抜き取っても今度はナズナやハコベが根回りに群がってしまうイタチごっこ。
こんなことを繰り返しながら、なんとか最終作業に漕ぎ着けました。
今年は5月に追植した二年ものの苗30本の内12本が管理の不手際で間もなく枯死してしまったので、その点だけは心残りですが、他の株は順調に育って、このままいけば来期も期待できそうなのが救いです。
去年の冬もそれなりに寒さの厳しい冬でしたが、予想外によく越冬・生育してくれたので、今冬も無事に乗りきって欲しいと願うばかりです。
ラベンダーエリア。右2列は土寄せまで完了。他は除草が終わった状態。
根回りを除草しました。正直これが一番大変な作業。11月も後半になるとナズナはさすがに立ち枯れ始めて種子になりますが、ハコベは未だ青々と元気盛り。草取り鎌(ねじり鎌)で土ごと削り取ります。
除草と同時に不揃いの枝が気になる株は最終の剪定をします。
除草後はこんな感じ。多少草が残っていても中耕してそのまま土寄せしてしまってもいいのかもしれませんが、性分なので根回りはすっきりと。
除草が終わると畝間を中耕します。小型の管理機(カルチベーター)が大活躍。
土寄せが終わった状態。根回りが凍結しないように深く埋めてしまします。
作業完了。これからラベンダーたちは来年の春まで長い休眠の時を過ごします。