後輩に誘われ3年振りに管理釣り場に行くことに。
すっかり釣りのノウハウも忘れているので、どうなることやら...。
前回も、使用したフライラインが30年近くリールに巻いたまま放置していた物だったので、すっかり固くなっていて、どうしても巻き癖が取れずにキャストに難儀した記憶があります。
そこで今回はフライラインを新調しようと思い、ネット検索。
リバーピークといところから出ている廉価のDT5Fを購入してみました。
まだフライフィッシングに傾倒していた時代、フライラインといえば3Mのものが主流で、かなり高価だった気がします。
忘れましたが、¥5,000前後したと思います。もっとか高かったかな?
それがこのDT5F、なんと¥2,530。
確かに簡易包装で、3Mのようなプラスチックのドラムに巻いてあるわけではなく、2本のワイヤーで止めてあるだけのものですが。
早速リールにセットしようと思い、まずは往年の名リール、フリューガー・メダリストを持ち出しました。
巻いてあったボロボロのラインを解き、下巻きのブレイデッドラインも少しだけ残して巻き上げていきます。
と、問題発生。
慎重に解いたつもりが、ドラムに巻いてないために、見事にバックラッシュ。
まあバックラッシュというかどうかは分かりませんが、完全にこんがらがってしまいました。
なんとか解いて巻き上げると、今度はリールの容量が小さいためか、残りの2mほどが収まりません。
バッキングを全て外してもやはりキチキチなので、諦めてコータックの2908に交換。
これはハーディーのフェザーウェイトのコピーだと思いますが、かなりいい加減な作りで、ドラグも効かず単なる糸巻きに過ぎませんが、リールはリールです。
果たしてこの廉価ラインとリールの組み合わせは機能するのか?
乞うご期待です!
river peak(リバーピーク)のフライラインパッケージ。イラストがいかにもプロが描いたのではないと分かるプリミティブな表現で配色もいいので好感が持てます。それにしても薄いですね。
管理釣り場ではスペイキャストを多用するのでDT(ダブルテーパー)を選択。
裏には製品データと説明文が。ふむふむ。
カラーはイエローを選択。というよりリバーピークのDT5Fで検索したら、この色しかヒットしなかったというもの。本当はモスグリーンが良かったけれど。
コイルはこんなビニールコーティングした針金で固定されているだけ。
プラスチックドラムに巻かれていないので、上手く解いたつもりでも派手に絡みました。
最初に巻き始めたのはフリューガー・メダリスト。スプール直径は小さいけれど、幅があるので楽勝かと思いきや...。
十分余裕があると思っているので、古いラインをバッキングとして少し残し、ブラッドノットで連結。
この時点でスプールの回転が摩擦で停止。バッキング用の下巻きを外してもキチキチだったので諦めました。
結局コータックの2908に変更してなんとか納めました。これでもあまり余裕がないので、よく考えてみると、3Mは確か27ヤード(約25m)がフルライン。つまり5m前後リバーピークの方が長いということ。
収まらないわけです。
フリューガー・メダリストとコータックの2908から外した古いフライライン。外側の使用頻度が高い部分は硬化して汚れや傷で変色し、内側も色は綺麗ですが、固くなって巻き癖はしっかり付いていました。